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2005年10月16日 (日)

「世界の中心で…」

「セカチュー」こと、小説「世界の中心で、愛をさけぶ」を僕は読んだことがない。その映画化やドラマ化されたものも観たことがない。それは、僕にはどうもこのタイトルが引っ掛かっていたからだった。
「世界の中心~」というタイトルは明らかにある小説のタイトルのパクリである。パクってることが悪いというのではない。オリジナルが存在することがほとんど世間に紹介されないまま、「セカチュー」ともてはやされる状況。それが僕は少々気に入らなかった。
 実はそのオリジナルのタイトルについては、ずっとずっと気になっていたけど完璧には思い出せないでいた。それが今日になってやっとはっきりした。ウィキペディアで「世界の中心で、愛をさけぶ」を調べたら載っていたのである。(どうしてもっと早くウィキペディアで調べることを思いつかなかったのだろう。)ウィキペディアによれば、オリジナルと思われるものについて、ハーラン・エリスンのSF小説「世界の中心で愛を叫んだけもの」(The Beast that shouted Love at The Heart of The World )であると考えられるとあった。そう、これだ。ただ、「セカチュー」の方がどういう経緯でそういうタイトルになったのか(小説の著者あるいは出版社がどういう考えで名付けたのか)までははっきりしなかった。それが残念といえば残念だが、とりあえず長らく僕の頭の中にあったモヤモヤがやっと晴れてちょっとだけすっきり、なのである。
 でもやっぱり気になる。なんで「世界の中心で、愛をさけぶ」なんだろうな。

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