「プロジェクトX」最終回
NHKの「プロジェクトX」が今日、最終回を迎えた。
第一回の放送は富士山レーダー建設の物語。これは絶対観なくては、と静かに胸躍らせながら放送開始を迎えたのを憶えている。その日から5年半が過ぎたのだそうだ。
当初は、モノが出来上がるまでにどんな困難があったのか、そしてそれをどんな技術やアイデアで乗り越えてきたのか、を紹介する番組だと思っていた。けれどもこの番組のメインテーマはそれよりも、プロジェクトに関わってきた人々の“人間のドラマ”だった。
番組で紹介され、スタジオ出演をした人たちの行動、言葉の中には心揺さぶるものがあった。僕が今想像するのは、この人たちと同じ歳になった自分のこと。未来の僕は自分のやってきたことをどのように振り返っているだろうか。彼らと同じように精一杯何かに取り組んだだろうか。何かを成し遂げただろうか。一瞬でも熱くなる時があっただろうか。夢を叶えただろうか。
未来の僕が自分の歩んできた道を振り返った時、きっと失敗したこともいっぱい思い出すだろう。でも、やってよかったと思えるようなことを持っている自分でありたい。
旅はこれからだ。
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