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2006年5月16日 (火)

旅行の記録1~城めぐり~

 話は遡るが――
今月初めに行った旅行。まずは城めぐりをテーマにまとめてみようか。

5月3日 はれ
乗鞍を自転車でツーリングする仲間と松本で待ち合わせ。予定より早く着いたので松本城に行ってみた。
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北アルプスを背に建つ国宝、松本城。

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3つある枡形門のうちの1つ、太鼓門から入城。

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太鼓門に開けられた小さな窓。ここから堀の外の敵を迎え撃つ。

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落ち着いた佇まいの天守閣はこの地によく似合う。美しい。

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城内をベロタクシーが走っていた。ちょっとおもしろい光景。


5月7日 雨
滋賀県の箱館山でMTBのレースに出場した僕は、翌日、琵琶湖東側にある城めぐりを計画。ここ近江は戦国時代に多くの覇権争いが生じた、正にその中心地。大河ドラマ「功名が辻」を観て影響を受けた僕は、ゆかりの地を訪ねてみたくなったのだ。
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まずは1575年頃に羽柴秀吉によって築かれた長浜城。秀吉が初めて一国一城の主として拠点を築いたのがこの城である。「功名が辻」の中では今がちょうど、秀吉がこの城に居住していた頃を描いている。この城は後に山内一豊が城主となる。

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現在の天守閣は昭和に建てられたもので、中は歴史博物館になっている。「功名が辻」にちなんだ企画展が開催されていた。

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天守閣望楼展望台からの眺め。あいにくの雨で視界が悪い。それでもここが戦国合戦の中心地であったことを感じ取ることができる。


琵琶湖東岸を南下し、続いて向かったのが彦根城。
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長浜城築城の頃から時代は下って1622年に完成の彦根城。ゴールデンウィーク最後の休日ということもあって、観光客はまばら。この写真、誰も写ってない!

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天守閣は国宝に指定されている。およそ400年前の姿がそのまま現存している、全国でも数少ない城の1つ。国宝に指定されているのはこの彦根城、3日に見てきた松本城、それから姫路城と犬山城の4つだけだそうだ。
彦根城天守閣の中は見学することができる。上へと続く急な階段を上ると、見事な梁や、その昔合戦に備えて侍が待機したであろう部屋「武者溜り」などを見ることができる。

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こちらは城の外にある馬屋。現在残っているのはここ彦根城だけだそうだ。重要文化財。


彦根城からさらに南下し向かったのが安土の地。織田信長が居城、安土城のあった場所だ。
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JR東海道本線、安土駅前に立つ信長像。なんかあんまりかっこよくない。

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安土城考古博物館に行ってみる。近江の古墳時代を紹介する展示室と、戦国時代を紹介する展示室がある。後者の方では、中世城郭と信長以降の近世城郭について模型を見ながら学ぶことができる。安土城の復元模型を見ると、一部が八角形をした天守楼が個性的でいかにも信長らしい。

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安土城址に行く。かつてこの奥の山の上に城があった。そこまで行くつもりでいたのだが、大雨になってしまい諦めた。いつかまた来たいと思う。信長の夢の跡に。


最後に一気に北上し、湖北の小谷へと向かう。
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小谷城は浅井氏が築いた中世の山城。信長による「小谷攻め」で城主浅井長政は自刃、これにより浅井氏は滅亡という、戦国の悲劇的ドラマが展開された場所だ。この小谷攻めで功をなした秀吉は小谷城を与えられ、その翌年にはさっき見てきた長浜城の築城を始めている。いや~、実際にその土地に来ると勉強になるねえ。日本史がおもしろくなってきたよ。
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小谷城址へは車で5分ほど登った後、この道を歩いて向かう。ちょっとした登山だ。「熊に注意」の看板を目にして怯えながら登る。ちなみに車道の最上部には駐車場がないので注意。この日は日没近くでしかも雨、誰もいない、誰も来ない状態だったので最上部に車を停めちゃったんだけど。

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15分くらいだろうか、写真を撮りながらだったのでよくわからないが、登った所にある石碑。城郭などは全く残っていない。

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少し先にある大広間跡。長政や久政もここに集ったのだろうか。

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その先にある本丸から大広間を振り返る。本丸は石垣だけが残っていた。

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小谷城からの眺め。豊かな田園が広がる。長政たちはどんな気持ちでここからの景色を見ていたのだろうか。

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小谷攻めで敗れた浅井長政はここで最期を遂げた。近くの案内板には「小谷城一の聖域」とあった。合掌。

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長政自刃の地は本丸から数百メートル離れて下った所にある赤尾屋敷跡にある。ここまでの道には雑草が鬱蒼と茂り、屋敷跡は非常に寂しくひっそりとしている。

ここまで見たところで下山することにした。本丸より奥にはさらに規模の大きな京極丸などを経て山頂へと道が続いているが、日が暮れてしまったのでやむなく引き返すことに。浅井氏の築いた日本屈指の山城、その全貌をいつかは確かめたいものだ。


 今回の城めぐりはこれにて終了。滋賀県内を旅したのは初めてのことだった。恥ずかしながら、この地に戦国時代の合戦の舞台が集中していることを今回始めて知った。観光地としては地味だけれども、歴史に思いを馳せるととても興味深いこの近江。ロマンをかき立てられる土地だと思った。機会があれば、他の城跡や合戦場跡なども見て回りたいな。

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