自転車で越えるスイスの峠~プロローグ~
今回、自転車(ロードバイク)で越えたスイスの峠、その数は実に8つ。これからその一つ一つを写真を交えて紹介していこうと思う。スイスの峠とはいったいどんな道でどんな景色が広がっていたのか。本場ヨーロッパの超級山岳とはいかなるものだったのか。はたしてMさるはアルブラ峠で、かのサイクリストのためのお土産をゲットすることができたのか。乞うご期待。
その前にプロローグとして、今回のツーリングのコース、一緒に旅をした仲間、そしてもうひとりの旅の相棒である僕のロードバイクについて紹介しておこう。
【1】スイス・北イタリアツーリングのコース

図の赤線は電車で移動したルート、青線が自転車で走ったルートである。峠について列記すると以下のようになる。
(1)ヌフェンネン峠
(2)サン・ゴッタルド峠
(3)フルカ峠
(4)グリムゼル峠
(5)スーステン峠
(6)オーバーアルプ峠
(7)アルブラ峠
(8)マローヤ峠
【2】旅をした仲間
ロードバイク仲間、TEAMチアノーゼのメンバーで僕を含めた4人。左から2番目に写っているのがMさるである。全員、年齢、体力ともにほとんど差はない。メンバーの一人、A氏は2度目のスイスツーリング。僕も含め他の3人は初の海外ツーリングであり、初のロングツーリングでもあった。各人のスケジュールの関係から、自転車ツーリングを共にできたのは3日間だけだった。
【3】旅の相棒、アンカーくん
2002年に購入したブリヂストン・アンカーのロードバイクをツーリング仕様にしたもの。フレームはネオコット・クロモリである。もともとはレーシングバイクであるが、キャリアとフロントバッグを取り付ける事により、立派なツーリング仕様車となった。
特筆すべき点についていくつか記しておこう。
キャリアはドイツのメーカー、チューブスのもの。素材はクロモリ。フロントバッグおよびリアのサイドバッグはドイツのオルトリーブ製。表面に樹脂がコーティングされており、完全防水となっている。フロントバッグにはオプションのカメラバッグインサートを入れ、今回はデジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラ、その他カメラ関連小物、補給食などを放り込んだ。フロントバッグ上面にはマップケース。地図は日本で入手したスイスおよびイタリアの地図を使用。
タイヤはシュワルベ・ステルビオ。太さは23C。空気圧は8bar程度。このタイヤは北海道ツーリングで初めて使ってみたが、振動吸収性、対パンク性が高くかなり気に入っている。スイス・北イタリアツーリングに際しては、北海道ツーリングで磨り減ったリアタイヤを新品に交換した。
ギア比について。フロントは34-50のシマノ製コンパクトドライブ、リアは12-27の9段である。
ペダルおよびシューズはロード用のものをそのまま使った。ちなみにペダルはタイム・インパクト。シューズはノースウェーブ・レボリューションである。当初はMTB用のSPDペダルにカジュアルなビンディングシューズという組み合わせを考えていたが、シューズのソールが柔らかすぎること、クリートの位置調整がしっくりいっていなかったこと、シューズ自体の重さが重いことが要因となって、使用するのをやめた。代わりに街歩き用に普通のスニーカーを積むために総重量的には重くなるが、回転部分が軽量であることのメリットの方が大きいと判断した。

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