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2006年12月28日 (木)

「サスペンション大図鑑」だけど

 期待していた内容と違っていて、がっかりした。
 モーターファン・イラストレーテッドの第3巻は、「最新サスペンション大図鑑 ―完全保存版:最新サスペンションA to Z―」だ。
 僕はてっきり、サスペンションのいろいろな形式について解説がなされるだろうと思っていた。が、実際は最新の市販車のサスペンションを紹介しているに留まっている。「A toZ」とあるのは自動車メーカーの名前A to Zであった。Alfaromeoの156/159に始まって、最後はToyotaのクラウン。まあ、これはこれで読んでみると興味深いのだが、基礎知識がない者にとってはちと難しい。
 読みたかったのはもっと基礎的なこと。ストラットとかダブルウィッシュボーンとかド・ディオンとか、それぞれの構造と特性について。それとサスペンションを構成する部品、つまりスプリング、ダンパー、ナックル、ブッシュといったものの役割と使い方、素材による違いなど。そいうったことがすっとばされているのが個人的には残念だ。
 また、掲載されているイラストや写真がそのサスペンションの外観だけで、わかりにくいという点も惜しい。図説してほしいところだ。もっとも、それをやると新たに膨大な図が必要になるだろうが。
 そんな不満を抱きながらも一通りは読んでみた。僕には理解できた部分は少なかったが、わかったことが一つある。それは、どうやらサスペンションというのはかなり奥が深く、難しいものらしい、ということだ。設計の狙いどおりに動くものではない、というのが目から鱗であった。
 ともかく本書は、入門者ではなく、ある程度知識がある人には楽しんで読んでいただけると思う。

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