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2006年12月18日 (月)

『激走!朝まで「ツール・ド・フランス」!』

 六本木ヒルズまで何をしに行ったのかといえば、このイベントを見るためだったのだ。それは、『激走!朝まで「ツール・ド・フランス」!』。金曜の夜10時から翌朝の5時半まで、ツールに関する映画の上映とトークショーがあったのだ。スイスツーリング仲間である安ざる氏がチケットを取ってくれて、見に行くことができた。

 映画はエディ・メルクスについての1本と、パンターニについての1本、そして「OVERCOMING」の合計3本。深夜も深夜ということで、だいぶ眠い目をこすりながらの鑑賞。「OVERCOMING」にいたっては、半分夢の中の映像と化してしまった。周りを見ても、かなりの人の頭が傾いてたな(笑)。
 メルクスは強さが圧倒的だったこと(ツールを5回勝っている)と、反面あわせ持つ弱さを知ることができたけど、いかんせん昔(30年以上前)のことなので、いまいちピンと来なかった。
 パンターニは、この映像が一番観たかったのだが、スター性の強さといったものを改めて感じた。攻めて勝つ、という戦い方が、なによりも魅力だったんじゃないだろうか。パンターニの映像を見るのは久しぶりだったが、あのしなやかなダンシングは、今どこを見渡しても見ることができない。どうしてあんな柔らかいペダリングができるのだろうか。うっとりしてしまった。

 トークショーは2部構成。J SPORTSでおなじみのSaschaさんと栗村さんを司会に、第1部はディスカバリーチャンネルの別府史之選手を、第2部はリクイガスでマッサーをしている中野善文さんとファッサボルトロでメカニックをしていた永井孝樹さんをゲストに迎えて行われた。
 別府選手の話を聴くのは2年前のサイクルショー以来だった。あの時はディスカバリーへの加入が決まった直後で、これは楽しみな選手が出てきたものだと思ったものだ。そんなフミ(別府選手の愛称)が、2年間のディスカバリーでの経験を経て、今ここにいる。黒い革ジャンに黒いジーンズでキメた彼の口から発せられる言葉は、力強く、日本のトップにあって世界のトップを目指そうとしている人間に相応しく、頼もしさを感じさせてくれるものだった。プロの自覚を持っていて、自分がやるべきことを理解していて、自分の意見や気持ちをストレートに主張もできる。2年前にも感じたことだが、すごくいい選手だと思った。ほんと、好きだ。
 トークショーの第2部は、ヨーロッパのロードレースシーンにおける裏話が聞けた。マッサー、メカニックの一日、選手の話などなど。
 ところで今回は、フミを取り上げた先日の「情熱大陸」を見逃したことを後悔することになった。(ビデオを予約しておいたのだが、前の番組が延長したせいで3分位しか録れてなかったのだ(悲))。「『情熱大陸』観た人ッ」の問いに会場のほとんどの人が手を挙げる中、手を挙げられない僕がここにいる。トークの中でも番組の話が出てきて、ちょっと悔しかった。

 そんなこんなで7時間半の長丁場。終わったらぐったり。次回はもっとフツーの時間にやってほしいよな。

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