むかしのくらしと道具展
昨日のこと。たまたま通りかかった地元の博物館の「むかしのくらしと道具展」という看板が目に入り、おもしろそうだと思って入ってみた。
展示は主に明治から大正、昭和の暮らしに関するもの。土間と囲炉裏の部屋、'60年代のキッチンとテーブルの部屋とか。炊飯器の移り変わりや、カメラの移り変わりなどもあってかなり楽しめた。近くにいた50歳代位の夫婦が「うちもこれあった」とか、「うちのおばあさんがこれでご飯食べてたわ」とかって話してるのも楽しそうだったな。僕もなつかしさを感じながら見た。
見ていてびっくりだったのが、市内の昔と今を比べた写真。今や車の通りの激しい道路は畑の中の砂利道だったし、ゴチャゴチャガサガサした駅前はその昔は駅舎も素朴ですっきりしていたんだ。一番驚いたのは大きなマンションがそばに建っている坂道が、実はかつて切り通しだったってこと。山を削って道を作ってる写真があった。今あるマンションはその山を全部削って建てられたんだ。ハァ!
こういうのいろいろ見てくと、昔はよかったなあとノスタルジーに浸ってしまう。まあ、そういうときは良い面だけしか見てないんだけどさ。でもなんか、今のこの日本が僕はちょっとやだなって思うのは確かなんだよね。
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