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2007年5月21日 (月)

エンジンの最新トレンド

 今年2月発売のモーターファン・イラストレーテッドVol.5はエンジンの特集。遅ればせながら、こちらで紹介しておきたい。
 今号はエンジンに関する内容が盛りだくさんだ。第1部では、「気筒配列」の基本を読んだら、最新市販車エンジンの構造と特徴を図や写真で知る。そして第2部は、エンジンの技術について最新のトレンドを学ぶ。
 第1部の「気筒配列」の基本にナルホド~となってしまったが、そこはあくまでも基本。この本の真に読むべきところは第2部。特に僕が興味深く読んだのは、可変バルブタイミング&リフトシステムについての解説。僕の中ではホンダのVTECの知識ぐらいしかなかっただけに、BMWのバルブロトニックを知って、「うわっ、こんなことになってたの」っていう感じ。いやはや、恥ずかしながら、である。その機構のおもしろさと革新性には唸ってしまう。
 また、直噴ガソリンエンジンについても興味深い。欧州メーカーの直噴の成り立たせ方は理論空燃比(ストイキオメトリー)噴射が基本。一方、日本メーカーはリーンバーンを基本とした。日本では排ガス処理などに行き詰まり直噴エンジンが減っていったというのに、欧州では逆に増えているというのはそういう違いがあったからなのか。
 この特集全体を読むと(内容を鵜呑みにすると、と書いておこう)、今やエンジンの技術は日本よりもヨーロッパの方が進んでいるんじゃないかと思える。バルブ制御技術しかり、直噴技術しかり、過給技術しかり。例を挙げれば、BMWのバルブトロニックしかり、VWのTSIしかり、である。この欧州と日本との差は、エンジン内で燃料をどう燃焼させて、どう出力を取り出すか、というエンジンの基本的な部分に対する思想の違いにあるようだ。日本には日本の技術がある、と思いたいが、ことエンジンに関していうと遅れをとっているのではないだろうか。(反論もあるだろうけどね。)
 そんな現状を知る意味でも、この特集を読む価値は充分あると思った。

 特集以外では、牧野茂雄さんによるワシマイヤー(株)の紹介記事に着目。ワシマイヤーはBBSブランドの鍛造ホイールを造っている日本の企業。その技術力がいかに高いかっていうのがわかる。一言で鍛造と言っても、実際はスゴイ難しいことをやってるみたい。たしかにこの深い絞りは…。これぞ世界に誇れる日本の技術!詳しくは誌面を読んでほしい!

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