10年を経て…
「10年ぶりだね。」
「ああ、間違いない、『エヴァ』だ。」
「いや、これは新劇場版、『ヱヴァ』だよ。」

「REBUILD」(再構築)したという映像に期待を抱きつつ観に行った。
兵装ビルやエヴァンゲリオンの動きの描写はオリジナルからさらに緻密になって、バシバシ来た。この気持ちいい映像に酔いしれつつ…。でも物語の進み方も含めた全体に目を向けると、毎週テレビの前で固唾を呑んでドキドキしながら観たあの頃のオリジナルの映像には、及ばない気がしてしまう。もっとも、さすがに終盤の「ヤシマ作戦」は見応えがあり、シンジの心を描写するいい感じの画にもなっていて、もう引き込まれてしまっていたのだが。
10年の時を経て再び「エヴァ」を観たわけだが、気付いたらミサトさんの目線で見てる自分がいて。いつの間にかミサトさんより年上じゃんよ、僕。10年前はズボラだけどちょっと頼れるお姉さんってのがミサトさんだったのに、今や仕事のできるかっこいい社会人っていうイメージだな。
また新たな謎というか疑問(なぜ使徒の番号が違っているのだろう)とカヲル君の登場に、今後の展開がとても気になる「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」。予告編でミサトさんの「サービス、サービスぅ」を聞いてしまっては、次回作を観に行かないわけには行くまい。
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