「いつの日か」
NHK木曜時代劇『陽炎の辻』が昨日で最終回。とうとう終わっちゃった。
主人公、坂崎磐音は浪人のお侍。めっぽう剣の腕がたつ。用心棒を依頼するクライアントからの信頼は厚く、仕事のできない同僚を優しくフォローしながら、その同僚の家族にまで気を配り、鰻割きのバイトも見事にこなし、公安当局と協力して悪人退治、故郷の財政再建に一役買い、ご近所付き合いもうまくいっていて、子供からも慕われている。そんなフリーランスの社会人の鑑みたいな非の打ち所のない男と、彼をとりまく人々の心の機微を描いたドラマが毎週楽しみだった。
最終回もほろりと泣かせてくれた。
人生とは思うように行かないものだけど、だからこそ、生きていく中での素晴らしさに気付くこともある。そうして人生は輝かしいものに見えてくる。そして、想い続けていればいつか必ず…。誰かのことを想ったり、明日の幸せを想ったり、その想いが通じて叶うこと、それを信じたい。
陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙~
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/kagerou/
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