インサイトの内装を見てみよう。

●メーター類
シビックのような上下に分かれたメーターが特徴。上側はスピードが数字で表示されるのと、エコドライブ度が色の変化でわかるようになっている。下側はタコメーターがあるのと、バーの伸び縮みでエコドライブ度を表示する。なんだかいろんな表示が見れておもしろそうなのだけど、運転に集中できなくなるんじゃないか?という心配もなきにしもあらず。
●ECONモードスイッチ
インパネの右端に見えてる緑色の丸いボタンは「ECONモード」のスイッチ。これをONにすると燃費優先モードになる。エンジン出力を抑えたり、エアコンの省エネ制御までしたりする。エライ!
●センターコンソール
写真では見えてないけど、シンプルなデザインだ。最新のオデッセイなんかだとごちゃごちゃしちゃってるけど、インサイトはすっきりしていてわかりやすい。
●ダッシュボードの質感
機能性重視といった感じで、高級感はあまりない。かといってチープな感じはしない。メーター周りの表面は一般的な革シボではなく幾何学的なディンプルが施されている。VW・ルポのダッシュボードみたいな雰囲気で個人的には好きだ。
●全体的に
“くつろぎ”とか“やすらぎ”というソフトなイメージではなく、“機能的”、“シンプル”、“クール”というイメージかな。女性ウケはあまりしなさそう。僕は好きだけど。
●シート
クッションがしっかりしていてドイツ車に近い、かな?(ちょっと自信ない。)
シート地は中央部が「メッシュジャージ」で、サイド部が「スウェード調トリコット」。毛足が短く、手触りは悪くない。が、特別高級感はない。むしろ軽快感と清潔感が感じられて、僕はいいと思う。
●後方視界
特徴的なリアウィンドウの配置。プリウスも同じ?でもホンダのCR-Xが先なのだ!
それはそうと、残念ながら左斜め後方の視界が非常に悪い!ぶっといCピラーというかボディパネルのせいで死角が大きい。このクルマの最大の難点はここだと思う。
●ラゲッジスペース
リアハッチを跳ね上げたところ。開口部、でか!そして奥行きはじゅうぶんな感じ。通常の生活や旅行なんかにはじゅうぶんな大きさだろう。が、高さが低い。自転車載るかなあ。僕にとってはとても重要なポイント。フレームを立てて積むの、ちょっとキビシイかなぁ。
リアシートは6:4の分割で背もたれが倒れる。ほぼフラットな床面になる。
フロアボード中央を開けるとサブトランクがあった。
フロアボード全体を開けるとこんな感じ。結構深い!それはスペアタイヤがないから。代わりにパンク修理キットが標準装備されるのだ。そこは僕のルポと同じだ。最近こういうクルマが多くなってきている。
ちなみにフロアボードは一段下げてセットすることもできる。その場合、10.5cm床面が低くなる。
ところで賢明なみなさんなら疑問に思うことであろう。バッテリーはどこなのだ、と。それはリアシートの後ろ、フロアボードの下に収まっているのだ。ずいぶんとコンパクトになったものだ。すごいすごい。
全体を見ての感想。実用的。デザインも嫌味なところがなく、僕は心地よいと感じたな。惜しむらくは荷室の天井の低さだけど、ボディの空力を追求した結果だから致しかたないよね。ま、なんとかして自転車積むよ。って、おいおい買う気なのかい?(笑)
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