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2009年8月12日 (水)

“正当”進化、GR DIGITAL III

R1021959s6 リコーのコンパクトデジカメ、GR DIGITAL IIIが今月発売になった。GR DIGITAL IIユーザーとしてはこの新機種が大いに気になるところ。早速、実機を触ってきた。
 IIからIIIになっての外観上の大きな変化はない。スペック上の変化はレンズのF値が2.4から1.9になったことくらいか。
 しかしそれよりも特筆すべきは、画質の向上だ。
 これは画素数が上がったということではない。IIIはIIと同じ1,000万画素である。
 では何が変わったのか。一つはCCDが高感度化したこと。もう一つは画像処理エンジンがGR ENGINE IIからIIIへと進化したことだ。これらによって、ISO感度を上げた時のノイズが少なくなっている。
 僕の持っているIIでは、ISO400くらいからノイズが目立ち始め、800にするとかなり汚くなる。これには最初、がっかりしたものだ。IIIではこれがかなり改善されている。実際、店頭にあった撮影サンプルを見てみると、ISO400でもまあまあ不満のないレベルにノイズが抑えられている。カタログを開くと1ページ目に夕暮れの風景写真があるのだが、これはISO400で撮影したものだ。1ページ目に持ってくるあたり、相当に自信があるのだろう。
 そして、レンズの描写力も上がっているように見受けられる。撮影サンプルを見て、その解像度の高さに目をみはった。IIのレンズもなかなかのものだが、IIIはさらにその上を行っている。カタログには「熱意と執念が生む“銘玉”です」とまで謳ってしまっている。自分で言うかよっ!とツッコミを入れたくなるが、これもかなりの自信の表れだと言っていいだろう。

 いたずらに高画素化へ走らず、画質の本質的な部分の改善が施された今回の新製品。GR DIGITAL IIIが成し遂げた進化は、カメラとしての正当な進化である。
 地味ながらも堅実なカメラづくりをしているリコーには敬意を表したい。
 
 
GR DIGITAL III|Ricoh Japan
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital3/

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