モーターショー09 report5:ディーゼル編
東京モーターショー2009レポート第5回はディーゼルエンジン。
2年前の前回モーターショーでは各社がディーゼル技術を発表していたっけ。これはいよいよ日本でもディーゼル時代が来るか?と思っていたんだけど、そうはなってないね。今年は残念ながらディーゼルはだいぶ影を潜めてしまったようだ。欧州メーカーが参加してないこともその要因なんだけど…。
○マツダ SKY-D
マツダがモーターショーの直前に発表した「SKY コンセプト」のうちの1つが、次世代クリーンディーゼルエンジン「マツダ SKY-D」だ。ディーゼルエンジンにとって課題であるNOxとPM低減の両立をブレークスルーするために、理想燃焼を追求したとのこと。また、トルク増大を実現しながら現行ディーゼルエンジン比で約20%の燃費改善も果たしたという。
SKY-Dを後ろ側からみたところ。大きな筒状のものは排ガスを処理する触媒だろうが、詳細は不明。
マツダはSKY コンセプトに関する技術の具体的な説明がないのが非常に残念だ。

SKY-Dにはターボチャージャーが搭載されているのが確認できた。
○日産 クリーンディーゼル M9Rエンジン
日産はエクストレイルに搭載されているディーゼルエンジン「M9R」を展示。
M9Rエンジンの燃焼室。
M9Rエンジンを上からみたところ。コモンレールシステムが見える。右手前はターボチャージャー。ピストン頭頂部の形状にも注目だ。
○アルピナ D3 BiTurbo
アルピナはBMW 3シリーズのディーゼルエンジン車をベースとして仕立てたモデルを展示。先日の「カーグラTV」でも紹介されたアルピナのD3 BiTurbo。性能はよいようだが、やはりアルピナを必要とする消費者がこのディーゼルをどう受け止めるのかは気になるところだ。
○ボッシュ
前回、前々回とメルセデスベンツを展示していたボッシュだが、今年の展示車両はアルファロメオ・ミトだった!このくらいのサイズのディーゼル車もいいよね。日本で売ってくれないかなぁ。(ありえないか。買いそうな雰囲気ないもんねぇ、この国の消費者は。)
特に目新しい展示は見つからなかったんだけど、ここではコモンレールディーゼルのインジェクターが展示してあったので紹介しておこう。写真の右がソレノイド(電磁石)で燃料噴射弁を開閉するタイプ。赤い矢印で示したとこらへんがソレノイドによる駆動部分だ。一方、写真の左はピエゾ素子(圧電素子)で弁を開閉するタイプ。世代的にはソレノイド型よりも新しい。矢印で示した筒の中にピエゾ素子が積層されて入っている。ピエゾ素子は電流を流すと伸びる性質があるので、それを利用して弁を開閉するわけだ。
これらのインジェクターは1,600~2,000気圧(最近はもっと高い?)もの超高圧の燃料を1/1,000秒単位で精確にエンジンシリンダー内へ噴射するために働いている。現代のクリーンディーゼルエンジンになくてはならないパーツだ。こういうのを見ると、ディーゼルエンジンの値段がガソリンエンジンに比べて高いことも納得できるね。
日本ではハイブリッドカーばかりに注目が集まっているけど、ディーゼルエンジンも忘れちゃいかんよな。
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コメント
エクトレを修理するか、ディーゼル(新車)に乗り換えるか…、どうしましょ。
悩む。
投稿: いまを生きる | 2009年12月 4日 (金) 15:13
まだ悩んでたんかい(笑)。
最初っからディーゼルにすればよかったんだよ!
投稿: Mさる | 2009年12月 7日 (月) 23:33