自転車

2017年7月 8日 (土)

クルマも自転車もこれ一本! レザイン SPORT FLOOR DRIVE

Img_3297a2s 先日、フロアポンプを新調した。以前、スペシャ(SPECIALIZED)のポンプを使っていたのだけど、ポンプを押し込めなくなる不具合が発生し、それ以来、トピーク(TOPEAK)の携帯ポンプを使用していた。あれはあれで携帯用としては空気がよく入るのだけど、やっぱフロアポンプがほしいよね、ということで、こちらを購入した。

LEZYNE(レザイン) SPORT FLOOR DRIVE
http://www.diatechproducts.com/lezyne/sport_floor_drive.html

 決め手は、
1.フレンチ(仏式)とアメリカン(米式)に対応していること
2.値段が高くないこと
3.色が黄色であること(笑)
この3つだ。

055a1733as_2■シンプルなABS2ヘッド

 レザインの最近のフロアポンプの特徴は、ABS2ポンプヘッドという口金だ。2016年から採用されているもので、簡単確実にバルブに固定でき、エア漏れがないというのを売りにしている。赤いリング部分がスライド&回転する機構で、フレンチアメリカンに対応する。エア圧の調整(エア抜き)は、根本付近にある黒いボタンを押すことで可能だ。
 なにより、見た目がカッコイイではないか。

055a1786as フレンチバルブへの装着は、バルブに押し込んだ後、リングを先端へスライドし、軽く右に回す。

055a1752a2s アメリカンバルブへの装着は、リングを先端にスライドした状態でバルブに押し込み、リングを軽く右に回せばOK。ヘッド内が雌ネジになっていて、バルブの雄ネジに食いつく仕組みだ。(写真はクルマのタイヤに空気を入れた時のもの。)

 簡単・確実ではある。ただ、フレンチとアメリカンとでリングの操作方法が違うので、あれ?どっちだっけ?と迷ってしまうのがちょっと残念かな。どちらか一方しか使わないとか、使用頻度が頻繁にある人なら迷わずできるのだろうけど。そういう意味では、レバーを操作するタイプの方がシンプルでいいかもしれない。
 ただ、このABS2の利点としては、力が必要ないことと、レバー式に比べればヘッド全体の大きさがが小さいのでバルブに取り付けやすいというのがあると思う。一長一短だね。

055a1768as■ポンピングはふつうによく入る感じ

 グリップ木製。握り心地は悪くはないけど、特別よくもないといったところ。ボディスチール製だが、細身でそこそこ軽い。カタログ値は1.4kgとなっている。価格も抑えられている。性能は、カタログによれば15barの高圧まで入れられるとのこと。ポンピングは特別軽いというほどではないが、普通によく入るといった印象だ。

055a17892s 空気圧計は、地面近くにオーソドックスなアナログタイプが装備されている。簡単にではあるが、精度を確かめてみよう。ロードバイクのタイヤに8.0barを入れてみた。
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パナレーサーのエアゲージで測ってみたところ、約760kPa(=7.6bar)となった。ポンプの方がやや高く計測されるようだ。これくらいの誤差はどうってことはない。誤差の大きさを頭に入れておけばいいだけのことだ。

 定価は5,216円(税込)レザインの中ではエントリーモデルで、一番安い。たまに使うくらいならこれで充分。色はレッド、ブラック、シルバー、イエローの4色。僕は、工具類はなるべく黄色系で揃えているので、イエローがあるのはうれしい。
 一応、Amazonのリンクも貼っておこう。ただし、今日現在、値段が定価より高いのだけどなんでかな。購入する際はご注意を。

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2015年10月16日 (金)

ヤマハ、今度はMTB(´・ω・`)

 ヤマハ東京モーターショーの出展車両を発表した。

第44回東京モーターショー2015 ヤマハ発動機の主な出展モデルについて|ヤマハ発動機株式会社
http://global.yamaha-motor.com/jp/news/2015/1016/tms.html

 四輪も気になるところではあるが、一番下にYPJ-MTB CONCEPTなるものが。
 今度はMTBかあ。しかしこれもカッコ悪いな。カラーリングは置いておくとしてもだ、なぜリジッドフレームなのか。モーターアシストあるならフルサスにして、上って楽しく、下って楽しいMTBにしようよ。
 これ、付いてるパーツからして、YPJ-Rに続いて市販を目論んだモデルっぽい。それはそれで、もう仕方ないけど、せめてショーだけでも、もっとすごいの出して欲しかったよね。

(と、ここで東京モーターショー2015 ヤマハ発動機 スペシャルサイトを見てみる)

 つーか、ニャマハ発動機やべぇwww これは反則だwwwww
(ついにこういう時代になったのね。)

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2015年9月29日 (火)

ヤマハ電動アシストロードバイクのコレナジャイ感

 ヤマハが電動アシストロードバイクを発表した。

電動アシスト自転車の新スポーツブランド「YPJ」第一弾 ロードバイク「YPJ-R」を新発売|ヤマハ発動機
http://global.yamaha-motor.com/jp/news/2015/0928/ypj.html

 おお、ついに! と思ったのだが……。

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 なにこれ、かっこ悪い

 スローピングがきつくてフレームが小さく見える。ヤマハのクロスバイク型電動アシスト自転車PAS Braceにドロップハンドルをつけただけみたいな印象。実際はもう少し違うけれども。
 2013年の東京モーターショーに出ていたヤマハの電動アシストロードバイクはもっとかっこよかったような。と思って写真を見返してみたが、それほどでもなかった……か。

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東京モーターショー2013に出品されたヤマハ YPJ-01

 それはともかく、今回発表されたYPJ-Rヤマハは真面目に売ることを狙って出したのかもしれないが、一言で言うと中途半端。そこがかっこ悪い。これじゃおっさんが乗る“なんちゃってスポーツバイク”だ。第1弾として出すなら本気でレーシーでかっこいいロードバイクにしてほしかった。もっとサドル高も上げてさ。コンポも105なんかじゃなくて、カンパレコードをつけていきなり最高峰のバイクを出せばよかった。ロードバイクづくりはヤマハのパートナーであるブリヂストンサイクルがノウハウを持っている。彼らならそういうフレームをつくれるはずだ。

 ヤマハはどうやら通勤やポタリングをコンセプトにしているようで。

 これじゃロードバイクである必然性がないではないか。
 もっとも、日本の法規ではアシストできる速度の上限が低い(24km/hまで)から本格的ロードバイクとしてアシスト自転車をつくろうとすると、それはもう(法規上の)アシスト自転車の範疇を超えてしまうというジレンマはある。技術的にも、例えばヤビツを上りきってさらにツーリングを楽しめるようなバッテリーは、おそらく今のところ実用的な範囲で実現はしていないだろう。
 それに、商売を考えれば、こうした無難なモデルに留めるのは致し方ないことではある。決して潤沢な資金があるとも思えんし。

 とはいえ、だよ。現実の難しさはあるものの、そこを突き抜けるのがヤマハというものだろう。ヤマハにはもっと攻め込んだロードバイクを出して欲しかった。そう思わずにはいられないのである。

YPJ-Rスペシャルサイト|ヤマハ発動機
http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/

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2012年11月10日 (土)

ヘルメットにも整流効果を

 11月2~4日に開催されたサイクルモード2012OGKのブースに展示されていた新しいヘルメットが気になった。その名は「KOOFU/WG-1」。二重構造のシェルと「ボルテックス ジェネレータ」という突起によりヘルメット内部の熱気を効率良く外へ排出するという。
Img_8941s6 ボルテックス ジェネレータというのはこの小さな突起。最近、一部の自動車のボディなどに採用されている小さな空力パーツに似ている。WG-1はそれをヘルメットにも使用した初めての例ではないだろうか。OGKブースにいた説明員さんによると、この突起により小さな渦が形成され、それにより発生した負圧によって内部の熱気を外へ放出するのだという。

 ちなみにこのヘルメットの位置づけとしては、フラッグシップモデルであるレジモスの下になるという。ピュアレーシングよりも少し快適性能に寄った位置づけのようだ。発売は来年を予定してるとのこと。デザインはエッジが効いててかなりカッコイイ。これでシンプルなカラーリングで発売されたらかなり魅力的なモデルになりそうだ。
 OGKのヘルメットは形はカッコイイけどカラーリングがダメダメだからなあ。頼みますよ、OGKさん!5y6t95412s6


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2012年10月28日 (日)

デローザいいね!

Img_26082s5 お台場の潮風公園で行われたクルマ好きと自転車好きによるミーティング「On the Wheels」。そこにデローザの試乗車もあった。これは乗らない手はない。用意されていたのはR848R838。この2台を乗り比べてみることにした。普段はクロモリロードしか乗ってないのであんまりあてにならないインプレッションということを前置きしつつ(^^;簡単に書いてみるとしよう。

Img_8606s6 まずはR848。剛性感のあるカッチリした乗り味。軽いし乗りやすい。いいと思った。

Img_8607s6 続いてR838。こちらも剛性感はあるのだけど、固いだけじゃない。R848に比べて軽さや振動吸収性が一段上。しかもバランスがとれていて乗りやすい。R848もいいと思ったが、こちらに乗ってしまうとこちらの方がいい。

 値段を調べてみるとR848が31万円でR838が35万円(いずれも完成車)。えっ、4万円しか違わないの?だとしたら僕はR838を買う。
R848|デローザ http://www.derosa.jp/products/r848.php
R838|デローザ http://www.derosa.jp/products/r838.php
 デローザはデザインもいいし、30万円台でこのクオリティなら欲しくなっちゃうな。

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2012年9月24日 (月)

ミシュラン PRO4 いいね!

5y6t6864as6 夏にロードバイクのタイヤをミシュラン PRO4 サービスクルスに変えて今日まで走っている。ミシュランを履くのは久しぶりだ。前回はPRO2の頃だったなぁ。当時も軽くていいタイヤだと思ったけど、あれから2段階のモデルチェンジを経たこのタイヤの印象はいかに。

 PRO4シリーズは去年デビューしたタイヤで、性格の違う4つのタイプが存在する。その中でもサービスクルスはスタンダードなモデル。詳しくはこちらを参照していただこう。

MICHELIN BICYCLE TYRES 2012
http://nichinao.jp/michelin/contents.html

 リムへの嵌めにくさは相変わらず。だけど、走りだしてすぐによさを感じた。軽っ!これまで履いていたタイヤと比べると、同じ速度で巡航しても脚にかかる負荷が小さくて済む。そして乗り心地が滑らか。路面の細かい凹凸を吸収してまるで滑るように走っていく感じがする。
 いまのところパンクもなし。トレッド面がスリックなことも起因してか、細かい石などが刺さりにくいようだ。ロングツーリングにも安心して使用できる。これでタイヤ交換がもっと楽にできると最高なんだけどね。
 走行性能に関してはとてもすばらしいタイヤ。カラーバリエーションも豊富でデザインもいい。お気に入りのタイヤになった。

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やっぱミシュランいいね!

 
 
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カラーはアイボリーを選択

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2012年7月10日 (火)

残雪の乗鞍ツーリング

 週末は乗鞍へロードバイクツーリングに行ってきた。毎年この時期に自転車仲間と行っていて、かれこれ9年目となる。

Img_5452s6 2012年7月8日(日)。天候は晴れ。乗鞍高原をスタート。上の方は雲がかかっている。晴れていれば山頂が見えるのだけど。
 さあ、あの雲の中へアタックだ!

 三本滝を過ぎ、しばらく陽射しの中を上っていたが、次第に雲が覆うようになる。

Img_54462s6 標高2,350mの位ヶ原山荘と雲を見下ろす。上ってきた乗鞍エコーラインも見える。

Img_5452s6 大雪渓に到着。話には聞いていたが、今年は雪が多い。

Img_5463s6 広い範囲にわたって雪が残っているので、いたるところでスキーヤーが滑っている。

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 あと少しで頂上の畳平なのだけど、エコーラインはこの先へ進めず。融雪が遅れており落石の危険があるためなのだとか。ちなみに山頂をはさんで反対側の岐阜県側(乗鞍スカイライン)は通行可能のようだ。

Img_54882s6 9年間、同じ時期に来ているがこんなに雪があるのは初めて見た。

 さあ、下ろうか。

Img_54952s6 謎のダウンヒラー(?)を発見!!

 実は彼、僕らの仲間。あとで聞いたらすれ違うサイクリストの目がテンになっていたとか。無理もないわな(笑)。
 彼がどうやって上ってきたかはヒミツ。

Img_5500s8 下りの途中にて。標高の高いところでは雲がかかって視界が悪かったが、下まで来ると緑まぶしい山の風景が広がる。

 梅雨明けももうすぐだね。
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 畳平まで行けなかったのは残念だったけど、その代わり残雪のエコーラインを楽しむことができた。
 乗鞍は何度来てもすばらしい。また来年も来ようね。


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2011年10月21日 (金)

南三陸に行ってきた

 18日(火)は日帰りで宮城県の南三陸町へ行ってきた。ボランティア活動をしているWanpaku Dreamのお手伝い。Wanpaku Dreamは南三陸町の歌津で自転車に関する支援を行なっている団体だ。詳しくはホームページを見ていただきたい。

Wanpaku_link
Wanpaku Dream
http://www.wanpakudream.com/

Minamisanriku01 この日は同行者と二人でクルマに乗って出発し、南三陸に着いたのは朝。プレハブのファミリーマートに寄って買い物。

Minamisanriku03 南三陸町の防災対策庁舎に立ち寄る。津波が襲う直前まで避難の放送をし続けた職員が津波の犠牲になってしまったという、テレビなどで大きく取り上げられた施設だ。

Minamisanriku02 入り口があった場所には献花台が設けられていた。僕たちもお線香を上げて手を合わせてきた。

Utatsu03 歌津に到着。ここも津波の被害に遭っている。がれきの除去はだいぶ進んでいるが、まだ少し残っている。

 こちらでは津波で流された店舗のあった場所に新しくプレハブの店舗を構えたご主人がいらっしゃった。今回お会いした地元の方はとても明るく元気なのが印象的だった。

Tatsugane02 景色が素晴らしいという、田束山(たつがねさん)に登ってみた。頂上のすぐ下までクルマで行ける。駐車場からは徒歩。道には地震の大きな爪痕が残されたままになっていた。

Tatsugane01
 田束山の展望台に到着!天気がよく、海もよく見える。いい眺めだ。リアス式海岸も見通せる。気仙沼は津波で流された部分が白く見えていた。

Tatsugane03_2 この静かで穏やかな海が、眼下にある町を飲み込んだのと同じ海だとはとても思えない。

Hanzi01 一緒に登ったウクレレ奏者のハンサム判治さんが山頂で歌を披露してくれた。

 このときの動画がこちらで見られるので紹介しておこう。

Hanzi02 心にしみる。

 ここ田束山では毎年MTB大会が開かれていたのだが、今年は震災により中止となってしまった。でも来年は開催が決定みたい!僕も開催のお手伝いをしたいと思ってる。

 夕方、歌津中学校で生徒さんたちを集めてWanpaku Dreamによる自転車教室が開かれた。

Utatsu02 プロライダー間宮さんによるデモンストレーション。

Utatsu01 乗車前点検やパンク修理のやり方などを教えてあげた。生徒のみんなはちょっと難しそうな顔してたけど、興味をもって見てくれていた。これを機に、自転車をより大事に使ってくれるといいな。

 
 被災地訪問は6月に次いで2度目だった。今回もいろいろなことを感じた。実際に行かないとわからないことがたくさんある。だから、行ける人は一度、できれば何度でも、被災地に行ってほしいと思う。べつにボランティア活動なんかしなくたってていい。風景を見たり、話を聞いたり、ご飯を食べたり、ちょっと立ち寄って自販機で缶コーヒー買うだけでもいい。まずはありのままの被災地の現状を知ること、それが大事な気がする。現地にあるのは悲惨な風景だけでも、悲しい出来事だけでもない。美しい風景もあるし、明るい笑顔もたくさんある。そんなのをぜーんぶひっくるめて見に行って感じてほしい。いや、全部なんて到底ムリだからその一部だけでも。
 僕もまた機会があったら現地に行こうと思う。

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2011年8月15日 (月)

懐かしのツール・ド・フランス1999-2005

 J SPORTSではランス・アームストロングが活躍した頃のツール・ド・フランスを放送している。

あなたが選ぶ!ツール・ド・フランス1999-2005ベストステージ ~ランス・アームストロング7連覇の軌跡~
http://www.jsports.co.jp/cycle/tour2011/beststage/

 先週は1999年から2001年までを放送。
 僕が初めてツールをテレビでちゃんと観たのはたぶん2000年だったと思う。フジテレビでやってた総集編を観た覚えがある。今回のJ SPORTSでの放送はちょうどその頃のをやっているので、僕にとっては懐かしさ満点なのである。
 中でも一番印象に残っているのが2000年の第12ステージだ。今回、このステージを改めて観ることができた。マルコ・パンターニとランス・アームストロングがモン・バントゥーの頂上ゴールを目指して一騎打ちし、パンターニが勝利したものの後でランスが「譲った」発言をしてパンターニを怒らせた、あの伝説のステージだ。そのゴールシーンも見たかったのだが、それよりもパンターニの走りに釘付けになってしまった。独特のしなやかなダンシング。ライバル選手たちを置き去りにする鋭いアタック。改めて目にしたパンターニは、僕の記憶の中にあったパンターニよりもさらにカッコいい姿をしていた。不世出のクライマー、マルコ・パンターニ。彼の姿はもう、過去の映像の中でしか見れないのだよな。
 他にも見ているといろいろな懐かしさがこみ上げてくる今回の放送。ツイッター上でも、懐かしさをツイートする人を多く見かける。今からおよそ十年前の映像。選手もチームも自転車も何もかも懐かしい。いまよりも当時の方がプロトンがカッコよく見えるのは僕だけだろうか。ジャージのデザインとか、アルミで細めのホリゾンタルが主流だったフレームの形とか、ヘルメットを被っていないためによく見える選手の表情とか。たった十年かと思っていたら、思いのほか昔の部分っていうのもある。まさに十年一昔。
 さあそして今週は2002年以降のツールが見れる。ランスとライバルたちの戦いが再び。僕が初めてJ SPORTSでツールを観た2004年大会も楽しみだ。

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2011年7月25日 (月)

ツール・ド・フランス2011終わる

 3週間の長い戦いが終わった。カデル・エヴァンス悲願の初優勝
 今年のツールもすごいおもしろかった。序盤の落車で優勝候補がタイムを失ったりリタイヤしていったときはどうなることかと思ったが、終盤にはアルプス山岳決戦、そしてTTと見応えのある展開が待っていた。
 ヴォクレールは10日間マイヨ・ジョーヌを守り、2004年を髣髴とさせるすばらしいパフォーマンスを見せてくれた。アンディ・シュレックは第18テージでの捨て身ともいえるアタックと渾身の逃げでマイヨ・ジョーヌを獲得。エヴァンスはその第18ステージなどで単独追走を余儀なくされ、脚を使ったにもかかわらずタイムを失うことなく常に上位に留まった。そして個人TTではアンディに対して圧勝。シャンゼリゼゴール前日にして、遂にマイヨ・ジョーヌを獲得することとなった。エヴァンスはステージ優勝こそなかったものの、王者にふさわしい走りを見せたと思う。彼の総合優勝には異論の余地はないはずだ。
 ツールが終わると、夏も終わったという感じがする。この3週間はずっと楽しませてくれた。ほんとツールってすばらしい。他のどんなイベントにも代え難い魅力がある。

 選手、オーガナイザー、ジャーナリスト、観客、ツールにかかわった全ての人たちへ。

 楽しかったね、ありがとう。また来年会いましょう!

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